9歳の娘に、ドロシー・ロー ノルトさんの『いちばん大切なこと』という本を買ってみました。いちばん大切って書いてあったから!
本を渡すと、娘が私にほんのはじめのページを見せながらいいました。
「わたしがここにいる、いつでも助けてあげる」
わたしがここにいる、いつでも助けてあげる
『いちばん大切なこと』より引用
本の言葉をかりて、娘が私に対して思っていることを、言いました。
こんなこと、人に言われたら、どう思いますか。
母親の立場からしてみたら、自分が「わたしがここにいる、いつでも助けてあげる」と思い込んでいるんだけど、子どもだってそうやってわたしのことを見てくれていると思ったら、なんか、こう・・・偉そうなことを言えるような立場でもないけど「おい!かわいいこというじゃないか!」と思ってニヤニヤしちゃうじゃないですか。
母親だからと、なんか立場的に助けてあげる側にいると勘違いしていたのがかっこ悪いなあと。
うまくいえないけど、
片想いじゃなくて両想いじゃないですか!
みたいな気分になったわけです。
いつも私に世話を焼かせやがって、いろいろめんどくさいことを持ってきやがって。なんて思って、たとえ子どもであっても疎ましく思ったり、言動に出たりしてしまうことがあります。正直に言えば、お荷物じゃないかと思ったこともありますよ。私は、なんでそんな風に思ったんでしょうか。
そんなことないじゃないか。余裕がなさすぎたのか。
そうだ。そうだ。
娘はいつも私の傍に居て、私を元気づけたり、励ましたり、許したり、ずっとしていてくれたんだよなあと、思い出しました。
私ばっかり・・・なんて思うこともあるんですが、それがもし、私じゃないとダメなんだよ~ってことなら、それが大切なことなんです。きっと。